イソフラボンを含む食品について(山芋)

イソフラボンは山芋にも含まれている

女性ホルモンと似た働きをもつイソフラボンは、大豆食品だけでなく、山芋にも多く含まれています。

山芋を食べることで、ホルモンバランスを保つサポートをしてくれる「ジオスゲニン」や、抗酸化力があり大豆にも含まれる「サポニン」も、イソフラボンと一緒に摂取することができます。
また、山芋に含まれるデンプン分解酵素が、消化を促進して吸収率を高めてくれるのです。

このような働きをもつ山芋を食べるなら、すりおろして生で食べるのがおすすめです。納豆と合わせて食べることで、より多くのイソフラボンを補給できます。

イソフラボンを山芋で摂るメリットとは

ホルモンバランスの維持に役立つ成分「ジオスゲニン」も摂取できる

山芋を食べることで、ホルモンバランスの維持に嬉しい「ジオスゲニン」という成分を、イソフラボンと一緒に摂取することができます。ジオスゲニンは、沖縄で栽培されている「クーガ芋」という山芋に多く含まれています。

このジオスゲニンは、エストロゲンといった女性ホルモンをつくる材料になる「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」と同じような働きをします。
DHEAは25歳を過ぎると減っていき、40代になると半分にまで減少していきます。その結果、女性ホルモンが減少し、ほてりや頭痛などの症状が起こりやすくなります。

山芋を食べてジオスゲインを摂取できれば、減少した性ホルモンを補い、ホルモン量のバランスを整えることができるのです。また、イソフラボンも一緒に摂ることで、エストロゲンと似た働きも得ることができるので、山芋は更年期の女性におすすめの食材です。

細胞の酸化を抑える「サポニン」も一緒に摂れる

山芋を食べることで、大豆などにも含まれる「サポニン」も一緒に摂取することができます。
このサポニンには、イソフラボンと同様に、細胞などを酸化させる活性酸素を除去する働きがあります。この働きを「抗酸化作用」といいます。

山芋には、このような強い抗酸化作用をもつ成分が含まれているため、食べることで体内の抗酸化力のアップに期待できます。

イソフラボンとサポニンの働きによって、体内の抗酸化力が高まれば、血液中の悪玉コレステロールの酸化を防ぐことができます。
そして、悪玉コレステロールが酸化されるのを防ぐことができれば、過酸化脂質の発生を抑えて良い血流を維持することが叶うのです。

山芋に含まれている酵素が栄養の吸収率を高める

山芋を食べることで、山芋に含まれているデンプン分解酵素が、消化を促進して栄養素の吸収率を高めてくれます。

山芋には、「アミラーゼ」や「ジアスターゼ」というデンプン分解酵素が豊富に含まれています。これらの酵素によって、消化がスムーズに行われて吸収率が高まれば、疲れた胃を助けることができるのです。

そのため、胃が弱っている方がイソフラボンを摂るなら、硬い大豆をそのまま食べるより、山芋をすりおろした「とろろ」を豆腐などと一緒に食べると良いでしょう。

山芋を食べるなら生で食べるのがおすすめ

山芋は、加熱せずにすりおろして食べることで、山芋の分解酵素の働きを最大限に発揮させることができます。そのため、山芋を食べるときは、とろろにして食べると良いでしょう。

山芋のデンプン分解酵素は、加熱をしない方が強い力を発揮できるといわれています。また、すりおろして山芋の細胞を壊すと、分解酵素の働きがさらに強くなるのです。
ですから、消化を促して栄養の吸収をより高めるためにも、山芋はとろろにして食べましょう。

イソフラボンをより多く摂取するなら、イソフラボンを多く含む納豆をとろろと合わせて食べることをおすすめします。とろろと納豆を合わせてご飯にかけることで、より美味しくイソフラボンを摂取できますよ。