イソフラボンは膣炎の症状を軽減する

イソフラボンのもつ働きが膣炎を改善へと導く

大豆などに含まれているイソフラボンには、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働き(エストロゲン様作用)があります。
卵巣から分泌されるエストロゲンは、膣を清潔に保つために大切な役割を果たします。膣炎を防ぐためには、このエストロゲンの働きが必要不可欠です。

エストロゲンが減少する更年期以降の方は、膣内を良い状態に維持するためにも、エストロゲン様作用があるイソフラボンを積極的に摂取することをおすすめします。

女性ホルモンのエストロゲンが減少すると膣炎が起こりやすくなる

女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、膣内に潤いを与えて清潔な状態に保ったり、膣の粘膜を厚く丈夫にしたりする働きがあります。

しかし、加齢による卵巣の機能低下やストレスの影響で、エストロゲンの分泌量が減ってしまうと、膣内の潤いがなくなって膣粘膜が萎縮し、傷つきやすくなったり雑菌が繁殖しやすくなったりします。
その結果、「萎縮性膣炎(老人性膣炎)」が引き起こされてしまうのです。

また、膣の中には、膣内を酸性に保って細菌に感染しにくくする「常在菌」が存在しますが、エストロゲンが不足してしまうと、この常在菌も減っていってしまうのです。
このように、分泌されるエストロゲンの量が減少してしまうと、膣内を良い状態に維持できなくなり、膣炎が起こりやすくなります。

イソフラボンの摂取でエストロゲンと似た働きを補うことができる

イソフラボンを摂取することで、エストロゲンと似た働きを得ることができます。このエストロゲン様作用によって、膣内の潤いを維持したり膣粘膜を丈夫にしたりすることができれば、萎縮性膣炎の予防や症状の軽減が叶えられるのです。

実際に行われた試験では、老人性膣炎と診断された人が「アグリコン型イソフラボン(※1)」を1日約20~40mg程度飲用したところ、症状の改善が認められました。

(※1)イソフラボンには様々な種類がありますが、中でも吸収が良いのがアグリコン型です。
アグリコン型イソフラボンについて詳しくはこちら

イソフラボンをサプリで摂るならエクオールがおすすめ

エストロゲン様作用を目的として、イソフラボンをサプリメントで摂るなら「エクオール」がおすすめです。

エクオールは、アグリコン型イソフラボンの一種であるダイゼインが、腸内細菌(エクオール産生菌)によって変換されたものです。
ダイゼインは、エクオールに変換されることで、エストロゲン様作用が強くなるのです。しかし、エクオール産生菌は、全ての人の体内に存在しているわけではありません。

ダイゼインのままでも、エストロゲン様作用に期待することができますが、エストロゲンの分泌が減少する更年期の女性には、エストロゲン様作用が高いエクオールがおすすめです。
また、確実にエクオールを得るなら、サプリメントから補うことが望ましいです。

エクオールについて詳しくはこちら