更年期の耳鳴り予防・改善にはイソフラボンがおすすめ

イソフラボンの働きが耳鳴り予防をサポートする

更年期(※1)に入って耳鳴りが起こるようになった方や、耳鳴りを予防したいとお考えの方には、大豆などに含まれているイソフラボンを摂取することをおすすめします。
(※1)更年期とは、閉経をはさむ10年の期間(45~55歳頃)を指します。

このイソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンと似た働き(エストロゲン様作用)や、細胞を酸化させて、体に悪影響を与える酸素を除去する働き(抗酸化作用)があります。
この2つの働きが、更年期の耳鳴りの予防と改善に役立つのです。

女性ホルモンと似た働きが耳鳴りのリスクを下げる

エストロゲンの減少で耳鳴りが起こるメカニズム

エストロゲンは卵巣から分泌されますが、更年期に入るとこの卵巣の機能は衰えていってしまいます。
卵巣からエストロゲンがうまく分泌されないと、エストロゲンの分泌を司る脳の「視床下部」が異常を察知して混乱してしまいます。

この視床下部は、自律神経のバランスもコントロールしています。自律神経は、活動しているときに働く「交感神経」と、リラックスしているときに働く「副交感神経」の2種類の働きで、様々な内臓器官の働きを調節しています。

しかし、視床下部が混乱すると、2種類の自律神経のバランスも乱れてしまいます。そして、自律神経の乱れが内耳(音を感じ取る器官)の働きに悪影響を与えると、耳鳴りの発生に繋がってしまう場合があります。
また、自律神経の乱れによって耳近くの血行が悪くなっても、耳鳴りが起こりやすくなってしまいます。

エストロゲンと似た働きが自律神経の乱れを防ぐ

イソフラボンを摂取して、不足したエストロゲンと似た働きを補うことができれば、自律神経のバランスの乱れを防ぐことができます。
そして、自律神経の良いバランスを守ることができれば、内耳の働きや耳近くの血行を良い状態で維持できるのです。

このように、イソフラボンのエストロゲン様作用は、更年期の耳鳴り予防や改善をサポートしてくれます。耳鳴りを予防するためにも、普段の食事に大豆食品を取り入れて、イソフラボンを摂取すると良いでしょう。
また、より高いエストロゲン様作用を得るなら、イソフラボンの一種である「エクオール」のサプリメントがおすすめです。

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耳鳴りの原因になる疲労を予防する

細胞を酸化させる酸素の増加が疲労の原因に繋がる

耳鳴りは、疲労の蓄積が原因となって起こる場合もあります。
疲労のおおもとは、細胞を酸化させる「活性酸素」という物質です。この活性酸素は、呼吸で酸素を吸うだけでも自然と発生し、体内に侵入した細菌やウイルスを退治する役割を果たします。

しかし、激しい運動をしたり強いストレスを感じたりすると、この活性酸素は過剰に発生し、問題がない細胞まで酸化させて機能を弱らせてしまうのです。
脳や筋肉の細胞が活性酸素のダメージを受けると、十分に力を発揮することができなくなり、疲労へと繋がってしまいます。

そして、疲労の蓄積が中期の段階まで入ると、耳鳴りの症状が現れやすくなってしまうのです。

イソフラボンが細胞を酸化させる酸素の影響を抑える

疲労の蓄積を抑えるためには、細胞を酸化させる酸素を除去してくれる「抗酸化成分」を積極的に摂取することが望ましいです。
イソフラボンがもつ抗酸化作用は強いため、摂取することで活性酸素による影響を抑えることに期待できます。

イソフラボンの抗酸化作用によって、増えすぎてしまった活性酸素を減らすことができれば、他の細胞を活性酸素から守ることができます。
そして、脳や筋肉の細胞のパフォーマンスを維持することができれば、耳鳴りのリスクを高める疲労の蓄積を防ぐことができるのです。