イソフラボンを含む食品について(レッドクローバー)

レッドクローバーにはイソフラボンが豊富に含まれている

ハーブの一種であるレッドクローバーは、イソフラボンを多く含んでいます。その量は、なんと大豆の10~20倍といわれています。

レッドクローバーには、大豆にはない種類のイソフラボンが2つも含まれています。また、レッドクローバーは大豆よりも抗酸化作用が高いです。
このレッドクローバーをサプリで摂取する場合は、イソフラボンの過剰摂取にならないように注意する必要があります。

レッドクローバーには大豆にはない種類のイソフラボンが含まれている

レッドクローバーに含まれる4種類のイソフラボンのうち、「バイオカニンA」「フォルモノネチン」は大豆には含まれていません。この2つのイソフラボンには、体に嬉しい特徴があります。

レッドクローバーがもつ2つのイソフラボンは吸収性が良い

この2つのイソフラボンは、「アグリコン型」と呼ばれるもので、一般的な大豆食品(※1)に含まれているものよりも吸収性が良いです。
イソフラボンは、吸収されないとエストロゲン様作用(※2)を発揮できません。ですから、イソフラボンを摂るなら、吸収性が良いアグリコン型を摂った方が効率が良いといえます。

(※1)納豆、豆腐、豆乳など
(※2)エストロゲン様作用とは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きのことをいいます

アグリコン型イソフラボンについて詳しくはこちら

イソフラボンのエストロゲン様作用について詳しくはこちら

2つのイソフラボンがエストロゲンの量を適正に維持する

バイオカニンAとフォルモノネチンは、エストロゲンの促進作用とエストロゲン拮抗(きっこう)作用(※3)をもち、体内のエストロゲン量を適正に保ってくれます。

このような働きをもつことから、2つのイソフラボンは「選択的エストロゲン調整物質」とも呼ばれています。
エストロゲンと似た働きを果たすだけでなく、必要量以上のエストロゲンを尿中へ排出させてくれるのです。このような働きによって、体内のエストロゲン量は正常に保たれます。

(※3)拮抗作用とは、2つの要因が同時に働き、互いにその効果を打ち消し合う働きのことをいいます。

レッドクローバーがもつ抗酸化力は大豆よりも高い

レッドクローバーがもつ抗酸化力(※4)は、大豆よりも高いです。
レッドクローバーの抗酸化作用によって、ストレスなどによって増加した活性酸素を減らすことができれば、細胞などを酸化から守ることができます。その結果、免疫力の向上や肌老化の抑制にも繋がります。

(※4)抗酸化力とは、細胞を酸化させる活性酸素を除去する働きです。
イソフラボンの抗酸化作用について詳しくはこちら

レッドクローバーのサプリを摂る場合はイソフラボンの過剰摂取に注意しよう

レッドクローバーをサプリで摂る場合は、1日に30mg以上摂取してしまわないように注意してください。

イソフラボンの1日の摂取目安量は、70~75mgです。そのうち、サプリや特定保健用食品として食事に上乗せして摂取して良い量は、30mgまでと定められています。
レッドクローバーをサプリで摂る場合は、この量を超えないように気をつけましょう。

レッドクローバーをハーブティーから摂取する場合は、飲み過ぎてしまうとイソフラボンの過剰摂取に繋がってしまう場合があるので注意してください。

妊娠中や授乳中の方は、エストロゲン様作用が体にとって悪影響になってしまう可能性があるため、レッドクローバーの摂取は控えましょう。