前立腺肥大の予防にはイソフラボンがおすすめ

イソフラボンは男性の前立腺肥大予防に役立つ

大豆などに含まれているイソフラボンには、前立腺肥大のリスクを下げる力があることが研究によって確認されています。

前立腺が肥大する原因は、まだはっきりとわかってはいませんが、男性ホルモンが大きく関係していると考えられています。
前立腺が肥大してしまうと、頻尿や尿が出にくくなる排尿障害などの症状が現れてしまうのです。

この前立腺肥大になるリスクは、年齢とともに高くなります。特に、50歳を過ぎた男性に多く見られます。ですから、高齢の男性は前立腺肥大を予防するために、イソフラボンを積極的に摂取することをおすすめします。

イソフラボンが前立腺肥大を予防するメカニズム

男性ホルモンを悪玉に変える酵素の働きを抑える

前立腺肥大は、悪玉男性ホルモンとも呼ばれる「ジヒドロテストステロン」の影響を受けると、悪化してしまう恐れがあります。

このジヒドロテストステロンは、男性ホルモンの一つである「テストステロン」が、酵素の働きによって変えられたものです。
男性の生殖器の発達を促して機能を維持するためには、このテストステロンとジヒドロテストステロンの働きが必要です。しかし、肥大した前立腺には、ジヒドロテストステロンの刺激が強すぎてしまい、さらに前立腺が肥大してしまうのです。

イソフラボンには、テストステロンをジヒドロテストステロンに変える酵素の働きを抑える働きがあります。ですから、イソフラボンを摂取することで、前立腺肥大の抑制に期待できます。

悪玉男性ホルモンが前立腺に作用するのを抑える

イソフラボン(エクオール)には、悪玉男性ホルモンが、ホルモンの受け皿である「受容体」に結合するのを防ぐ働きもあります。

そもそもホルモンは、分泌されただけでは働くことができず、身体のあちこちの細胞内にある受容体に結合することで働くことができます。摂取したイソフラボンによって、悪玉男性ホルモンが受容体に結合するのを抑えることができれば、悪玉男性ホルモンの作用を抑制できます。

そして、悪玉男性ホルモンの働きを減らすことができれば、前立腺肥大の悪化予防が叶うのです。

ホルモンの受け皿になる物質の発現を抑える

さらに、イソフラボンは、前立腺にあるホルモンの受け皿(受容体)の発現そのものを抑えてくれます。
ホルモンの受け皿の発現が抑えられれば、その分悪玉男性ホルモンの働きも減らすことができるのです。

イソフラボンが前立腺肥大と関係が深い高血圧を予防する

前立腺肥大は、高血圧とも関係が深いといわれています。ですから、前立腺肥大の悪化を防ぐためには、血圧の上昇を抑制することも大切です。

イソフラボンには、高血圧に影響を与える「活性酸素」を除去する働き(抗酸化作用)があります。
活性酸素は酸化力が非常に強く、ストレスなどの影響を受けて増加すると、健康な細胞などにもダメージを与えます。活性酸素の影響で血液中に過酸化脂質(※1)が増えると、血管の内側が狭くなったり、血圧が上昇したりする原因に繋がるのです。

(※1)血液中の悪玉コレステロールが酸化されると、過酸化脂質になります。

イソフラボンの抗酸化作用で、過剰な活性酸素の影響を抑えることができれば、高血圧のリスクを高める過酸化脂質の発生を抑えることができます。

イソフラボンをサプリで摂るならエクオールがおすすめ

エストロゲン様作用を目的として、イソフラボンをサプリメントで摂るなら「エクオール」がおすすめです。

エクオールは、アグリコン型イソフラボンの一種であるダイゼインが、腸内細菌(エクオール産生菌)によって変換されたものです。
ダイゼインは、エクオールに変換されることで、エストロゲン様作用が強くなるのです。しかし、エクオール産生菌は、全ての人の体内に存在しているわけではありません。

ダイゼインのままでも、エストロゲン様作用に期待することができますが、エストロゲンの分泌が減少する更年期の女性には、エストロゲン様作用が高いエクオールがおすすめです。
また、確実にエクオールを得るなら、サプリメントから補うことが望ましいです。

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