保湿のためにイソフラボンを取り入れよう

イソフラボンには保湿に嬉しいエストロゲン様作用と抗酸化作用がある

保湿を維持してトラブルが少ない肌を叶えるために、「エストロゲン様作用(※1)」と細胞を酸化させる活性酸素を除去する「抗酸化作用」があるイソフラボンを取り入れることをおすすめします。
(※1)エストロゲン様作用は、女性ホルモンの一つであるエストロゲンと似た働きを指します。

大豆などに含まれているイソフラボンを摂取して吸収されれば、これらの作用が発揮され、肌の潤いを高めることができるのです。
また、保湿力が高まることで、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が正常に起こり、健康的な肌が維持されます。

イソフラボンのエストロゲン様作用がヒアルロン酸の生成を高める

ヒアルロン酸の優れた保水力は保湿に欠かせない

イソフラボンのエストロゲン様作用は、保湿に欠かせないヒアルロン酸の生成を高めてくれます。

このヒアルロン酸は、肌の真皮(※2)に多く存在し、高い保水力を活かして肌の潤いを維持する役割を果たしています。なんと、ヒアルロン酸約1gで、ペットボトル約12本分もの水分を保つことができるのです。
(※2)人の皮膚は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の順で構成されています。

しかし、体内のヒアルロン酸は、20歳でピークを迎え、その後は徐々に減少していってしまいます。

真皮層には、ハリや弾力を維持するコラーゲンが網目状に広がってますが、ヒアルロン酸はそのコラーゲンの間を埋めるような形で存在しています。ですから、ヒアルロン酸が不足すると、肌の潤いが減ると同時にハリも失われてしまうのです。

エストロゲン様作用がヒアルロン酸の産生をサポートする

女性ホルモンのエストロゲンは、真皮層に存在するヒアルロン酸をつくる細胞(線維芽細胞)に作用します。それにより、ヒアルロン酸の生成が促されるのです。
ですから、加齢による卵巣機能の低下に伴ってエストロゲンの分泌量が低下すると、肌の水分量も減ってしまいます。

イソフラボンでエストロゲンと似た働きを補うことができれば、ヒアルロン酸の生成をサポートすることができるのです。そして、ヒアルロン酸が十分にあることで、潤いに満ちた肌が保たれるのです。

イソフラボンの抗酸化作用が線維芽細胞とヒアルロン酸を守る

活性酸素は線維芽細胞とヒアルロン酸の機能を低下させる

活性酸素は、本来は体内に侵入した細菌やウイルスを退治する頼もしい存在です。しかし、ストレスや喫煙などの影響を受けると増加し、問題のない細胞まで酸化させてしまうのです。
そして、過剰に発生した活性酸素は、線維芽細胞やヒアルロン酸にもダメージを与えます。

繊維芽細胞が活性酸素によって酸化させられると、ヒアルロン酸を生成する機能が低下します。また、活性酸素はヒアルロン酸を切断してしまい、皮膚の潤いや柔軟性を奪います。
その結果、肌の乾燥やシワ、たるみなどにも繋がってしまうのです。

強い抗酸化作用をもつのは大豆胚芽由来のアグリコン型イソフラボン

ポリフェノールの一種であるイソフラボンには抗酸化作用がありますが、イソフラボンの種類によって抗酸化力の強さが異なります。

大豆イソフラボンの中で最も抗酸化力が強いのは、麹菌で発酵させた大豆の胚芽部分から抽出されるアグリコン型イソフラボンです。
このアグリコン型イソフラボンがもつ抗酸化力は、グリコシド型や大豆胚芽由来ではないアグリコン型と比べて、なんと約1000倍も強いのです。

ですから、保湿を維持して美肌をつくるために大豆イソフラボンを取り入れるなら、大豆胚芽由来のアグリコン型がおすすめです。

イソフラボンをサプリで摂るならエクオールがおすすめ

エストロゲン様作用を目的として、イソフラボンをサプリメントで摂るなら「エクオール」がおすすめです。

エクオールは、アグリコン型イソフラボンの一種であるダイゼインが、腸内細菌(エクオール産生菌)によって変換されたものです。
ダイゼインは、エクオールに変換されることで、エストロゲン様作用が強くなるのです。しかし、エクオール産生菌は、全ての人の体内に存在しているわけではありません。

ダイゼインのままでも、エストロゲン様作用に期待することができますが、エストロゲンの分泌が減少する更年期の女性には、エストロゲン様作用が高いエクオールがおすすめです。
また、確実にエクオールを得るなら、サプリメントから補うことが望ましいです。