イソフラボンはヒアルロン酸の生成に役立つ

大豆などに含まれているイソフラボンがもつ働きは、美肌づくりに欠かせないヒアルロン酸の生成に役立ちます。

イソフラボンがもつエストロゲン様作用がヒアルロン酸の生成に役立つ

イソフラボンには、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働き(エストロゲン様作用)があります。
エストロゲン様作用は、ホルモンバランスの崩れによって起こる自律神経の乱れを抑えるだけでなく、美肌づくりに欠かせない「ヒアルロン酸」の生成に役立つのです。

ヒアルロン酸には優れた保水力がある

人の皮膚は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層によって構成されています。そのうちの真皮層に、保水力に優れたヒアルロン酸が多く存在します。
ヒアルロン酸は、約1gでなんと500mlのペットボトル12本分もの水分を保つことができるのです。

真皮層では、弾力を保つコラーゲンが網目状に広がっています。ヒアルロン酸は、この網目状の隙間を埋めるように存在し、保水力を発揮して肌の潤いを維持する役割を果たしています。

体内にあるヒアルロン酸は、20歳を過ぎると減少し始め、40代に入ると減少するスピードがさらに速くなります。その結果、肌のハリが衰えたりかさついたりしてしまうのです。

エストロゲンはヒアルロン酸をつくる線維芽細胞に作用する

ヒアルロン酸を生み出しているのが、真皮層に存在している「線維芽細胞」です。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、この線維芽細胞に作用し、ヒアルロン酸の生成を助けています。

体内で分泌されるエストロゲンの量は、20代でピークを迎えます。その後は次第に減少し、40代半ばに入ると卵巣機能が低下して、さらに分泌量が大きく減っていってしまうのです。
その結果、肌の水分量も減少し、しわやたるみの原因にも繋がってしまうのです。

イソフラボンは、エストロゲンと化学構造が似ているため、エストロゲン受容体にうまく入り込むことができます。
それにより、エストロゲン様作用を発揮し、ヒアルロン酸の生成を助けることができるのです。

イソフラボンの抗酸化作用がヒアルロン酸を守る

ポリフェノールの一種であるイソフラボンには、細胞を酸化させる活性酸素を除去する力(抗酸化作用)があります。

活性酸素は、本来は体内に侵入した細菌などを退治する役割を果たす頼もしい存在です。しかし、紫外線などの影響を受けて活性酸素が増加すると、問題のない細胞まで酸化させられてしまうのです。

この増加した活性酸素がヒアルロン酸にダメージを与えると、ヒアルロン酸が切断されてしまい、皮膚の柔軟性が低下します。その結果、シワやたるみにも繋がってしまうのです。
イソフラボンがもつ抗酸化作用によって、増加した活性酸素が除去されれば、ヒアルロン酸の働きを守ることができます。

より高い作用を得るならエクオールのサプリメントがおすすめ

ダイゼインが腸内細菌の働きを受けるとエクオールになる

大豆イソフラボンには、大きく分けてグリコシド型とアグリコン型の2種類があります。

グリコシド型については詳しくはこちら
アグリコン型については詳しくはこちら

アグリコン型の一種であるダイゼインが、「エクオール産生菌」という腸内細菌の働きを受けると、「エクオール」に変化します。このエクオールには、ダイゼインよりも強いエストロゲン様作用があるのです。

エクオール産生菌は、全ての人の体内に存在しているわけではありません。もっているエクオール産生菌の働きを少しでも高めるためには、なるべく毎日大豆食品を食べることが大切です。

また、潤いのある美肌づくりのために、確実にエクオールの力を得たいとお考えの方は、エクオールのサプリメントを摂取することをおすすめします。

ダイゼインのままでもエストロゲン様作用はある

ダイゼインは、エクオールに変換されることで、エストロゲン様作用がより高まります。しかし、ダイゼインのままでも、エストロゲン様作用に期待することはできます。

前項でもご紹介したように、ダイゼインはエストロゲン様作用が穏やかな分、副作用の心配がないというメリットがあります。
ダイゼインを多く摂取したい場合は、発酵した大豆の胚芽部分から抽出されたイソフラボンを選びましょう。