女性の頭痛予防・抑制にはイソフラボンがおすすめ

イソフラボンの働きは女性の頭痛予防に役立つ

女性の頭痛の原因には、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少が関係している場合があります。そのため、女性は生理前や生理中、更年期(※1)などに頭痛が起こりやすいです。
(※1)更年期とは、閉経をはさむ前後10年(45~55歳)の期間を指します。

また、仕事や運動をしたときに体内に発生する「活性酸素」も、頭痛を招く恐れがあります。
このような女性ホルモンの減少や活性酸素の影響による頭痛を予防・改善するなら、大豆などに含まれているイソフラボンがおすすめです。

イソフラボンには、エストロゲンと似た働き(エストロゲン様作用)や、酸化力が強い活性酸素を除去する働き(抗酸化作用)があります。
摂取したイソフラボンによって、このような働きが果たされれば、頭痛の抑制に期待できます。

女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きが頭痛を抑える

エストロゲンの減少が頭痛を招くメカニズム

エストロゲンが減少すると脳内物質も減少して頭痛に繋がる

卵巣から分泌されるエストロゲンの量は、排卵前にピークになり、排卵後に減少します。その後、再び分泌量は増えて、生理前に減少します。
このようなエストロゲンの減少に伴って、脳内の神経物質である「セロトニン」も減少します。

セロトニンには、血管の収縮をコントロールする働きがあります。そのため、セロトニンが減少してしまうと、脳内の血管が拡張して頭痛が起こりやすくなるといわれています。
また、セロトニンは、痛みを抑える働きもあるため、不足すると痛みに対して過敏になってしまうとも考えられています。

エストロゲンが減少すると自律神経も乱れて頭痛に繋がる

エストロゲンの分泌を司っているのが、脳の「視床下部」です。
しかし、更年期に入って卵巣の機能が低下してしまうと、この視床下部がどんなに指令を出しても、エストロゲンはうまく分泌されません。その結果、視床下部は異常を察知して混乱してしまいます。

視床下部は、エストロゲンだけでなく、自律神経のバランス(※2)もコントロールしています。ですから、視床下部が混乱してしまうと、自律神経の働きまで乱れてしまうのです。
(※2)自律神経には、活動しているときに働く「交感神経」と、リラックスしているときに働く「副交感神経」の2種類があります。

自律神経のバランスが乱れて交感神経が過剰になると、筋肉が緊張します。その緊張状態が長く続いてしまうと、血流が悪化してしまいます。
その結果、脳への血液の供給が不安定になってしまうと、頭痛にも繋がってしまう恐れがあるのです。

イソフラボンの摂取でエストロゲンと似た働きが得られる

イソフラボンを摂取することで、減少してしまったエストロゲンと似た働きを補うことができます。

イソフラボンのエストロゲン様作用によって、セロトニンの減少を抑えることができれば、頭痛の抑制にも期待できます。
また、エストロゲン様作用を補い、ホルモンバランスを維持することができれば、自律神経の乱れを防ぐことができます。そして、自律神経の正常なバランスを維持して、良い血流を保てれば、頭痛の予防にも繋がるのです。

イソフラボンが頭痛の原因になる物質を除去する

酸化力が強い酸素は頭痛を招く恐れがある

呼吸をして酸素を吸うと、体内に「活性酸素」が発生します。この活性酸素は、体内に侵入した細菌などを退治する役割を果たしてくれます。
しかし、ストレスなどの影響を受けると増加し過ぎてしまい、問題がない細胞まで酸化させて機能を低下させます。

また、運動や仕事などをすると、自律神経の中枢にある細胞のミトコンドリア(※3)が酸素を多く取り込みます。
(※3)ミトコンドリアは、エネルギーをつくる役割を担っており、「細胞のエネルギー工場」とも呼ばれています。

ミトコンドリアは、多くの酸素を取り込むと同時に、活性酸素を発生させます。その結果、頭痛といった症状が現れてしまう場合があるのです。
そして、ミトコンドリアが活性酸素のダメージを受けると、機能が低下してさらに活性酸素が発生しやすくなってしまいます。

イソフラボンが酸化力が強い酸素を除去する

ポリフェノールの一種であるイソフラボンには、高い抗酸化作用があります。
イソフラボンは、自らが身代わりに酸化されることで、他の細胞などを活性酸素から守り、体への影響を抑えてくれるのです。

このイソフラボンの抗酸化作用で、過剰な活性酸素を減らすことができれば、ミトコンドリアの機能を守り、頭痛のリスクを抑えられます。