イソフラボンの副作用について(子宮内膜症)

イソフラボンを摂り過ぎると子宮内膜症を悪化させる恐れがある

子宮内膜症(※1)の方がイソフラボンを過剰に摂取すると、症状を悪化させる恐れがあります。

(※1)子宮内膜症とは、本来子宮の内側にある子宮内膜(子宮の内側を覆う粘膜)や、それに似た組織が子宮の内側ではない場所で発生してしまう病気です。子宮内膜症になると、生理痛や腰痛など様々な痛みが起こります。

子宮内膜症を悪化させる原因には、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの過剰さが関係しています。子宮内膜症の組織は、エストロゲンの影響を過剰に受けると増殖するのです。

大豆などに含まれているイソフラボンには、エストロゲンと似た働き(エストロゲン様作用)があるため、摂り過ぎると子宮内膜症を悪化させるリスクが高まるといわれています。
ですから、子宮内膜症の方がイソフラボンを摂取するときは、過剰摂取にならないように十分に注意する必要があるのです。

子宮内膜症は女性ホルモン(エストロゲン)の影響を受けて増殖する

子宮内膜症の組織は、エストロゲンの影響を受けると増殖するといわれているため、エストロゲン様作用があるイソフラボンを過剰に摂取するのは危険です。

子宮内膜そのものも、エストロゲンの影響を受けて発育して増殖しますが、子宮内膜症の組織もエストロゲンの影響を受けてしまうのです。
そのため、この子宮内膜症は、エストロゲンの分泌が盛んな時期である20代から40代の女性が発症しやすいです。

ですから、子宮内膜症の方がイソフラボンを摂り過ぎて、エストロゲン様作用が過剰な状態が続くと、子宮内膜症の症状が悪化する恐れがあります。

このように、エストロゲンの過剰状態は、子宮内膜症を悪化させる可能性がありますが、病気の発症に直接関連しているかはわかっていません。

子宮内膜症の方がイソフラボンを摂るなら食事から摂取しよう

子宮内膜症の方がイソフラボンを安全に摂取するなら、サプリメントではなく、大豆食品から摂取することが望ましいです。

大豆イソフラボンを大豆食品から摂取する場合の上限は、定められていません。しかし、サプリや特定保健用食品から上乗せして良い大豆イソフラボンの量は、一日30mgまでと定められています。
そのため、サプリメントから摂取する場合は、量に注意しないと過剰摂取となってしまう恐れがあるのです。

ですから、子宮内膜症の方がイソフラボンを摂取するなら、普段の食事に大豆食品を適量取り入れることをおすすめします。