イソフラボンの1日の摂取目安量について

イソフラボンは摂取目安量を守って摂取しよう

厚生労働省の食品安全委員会は、イソフラボンの1日の摂取目安量を1日70~75mgまでと定めています。

イソフラボンには、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きがあります。この働きがあるイソフラボンを安全に摂取するためには、この目安量を大幅に超えてしまわないように注意することが大切です。

また、イソフラボンをサプリなどで追加で摂取する場合は、上限が30mgまでと決められています。イソフラボンをサプリから追加で摂取する場合は、30mg以上摂取してしまうと過剰摂取になり、健康に悪影響を与えてしまう可能性があります。

イソフラボンを安全に摂取するためにも、1日の摂取目安量を意識して摂りましょう。

イソフラボンの摂取目安量はなぜ70~75mgなのか

イソフラボンの摂取目安量の上限である75mgは、イタリアのペルーシャ大学で行われた試験の結果を参考にして定められています。

ペルーシャ大学で行われた試験では、閉経後の女性(179名)がイソフラボンを1日に150mg摂取し、それを5年間投与した結果、子宮内膜増殖(※1)が3.8%あったことがわかりました。
食品安全委員会は、このデータを参考の一つにして、150mgの半分である75mgを上限として定めています。

また、厚生労働省が行った国民栄養調査の結果、国民のイソフラボンの摂取量は95%が70mg以下だったことがわかりました。
イソフラボンを1日に70mgを摂取している人に、健康被害はでていないことから、イソフラボンの摂取目安量は70mgから上限の75mgまでと定められたのです。

(※1)子宮内膜は月経周期に伴って分厚く増えていき、妊娠しなければ月経時に剥がれ落ちます。この子宮内膜が異常に増殖するのが子宮内膜増殖で、過多月経や不正出血などの症状が起こります。

サプリから摂取する場合は30mgまで

食品安全委員会は、イソフラボンを特定保健用食品(サプリなど)から追加で摂取する場合、上限を30mgまでと定めています。

イソフラボンをサプリから摂る場合は、この量を超えないように注意する必要があります。
毎日この量を大幅に超えて摂取してしまうと、過剰摂取となってホルモンバランスの乱れに繋がる可能性があります。

イソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きがあります。そのため、サプリなどから過剰に摂取してしまうと、もう一つの女性ホルモン(プロゲステロン)とのバランスが崩れやすくなってしまうのです。

そのため、イソフラボンを食品から50~70mgほど摂取した日は、サプリの摂取を控えるなど調節をすることが大切です。(※2)

イソフラボンの過剰摂取による影響について詳しくはこちら

(※2)イソフラボンの摂取目安量は、サプリの上限値は30mgと決められていますが、大豆食品から摂取する場合の上限値は定められていません。