イソフラボンはコラーゲンの生成をサポートする

大豆などに含まれているイソフラボンには、若々しい肌を保つために必要なコラーゲンの生成や維持に役立つ働きがあります。

イソフラボンのエストロゲン様作用がコラーゲンの生成を助ける

納豆や豆腐など多くの大豆食品に含まれているイソフラボンは、体内で腸内細菌によって分解・吸収されれば、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」と似た働きをします。
この働きを、「エストロゲン様作用」といいます。

エストロゲンは、イライラといった更年期障害の不快な症状を抑えるだけでなく、若々しい肌の維持に必要なコラーゲン(※1)の生成にも役立つホルモンです。エストロゲンは、コラーゲンをつくる「線維芽細胞」に働きかけます。
ですから、イソフラボンが体内でエストロゲン様作用を発揮できれば、コラーゲンの産生を高めることが叶います。

(※1)コラーゲンはタンパク質の一つで、肌をふっくらさせる土台でもある真皮(※2)に存在しています。真皮層のコラーゲンは網目状に広がっており、肌にハリや弾力を与える役割を果たしています。
(※2)皮膚は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層で構成されています。

抗酸化作用でコラーゲンを守る

ポリフェノールの一種であるイソフラボンには、細胞を酸化させる活性酸素を除去する「抗酸化作用」があります。

コラーゲンやコラーゲンをつくる線維芽細胞は、ストレスなどで増加した活性酸素の影響を受けると、傷ついてしまいます。
そして、活性酸素によってコラーゲンや線維芽細胞がダメージを受けると、肌のハリや弾力をうまく保てなくなり、シワやたるみなどができやすくなってしまいます。

イソフラボンがもつ抗酸化作用によって、活性酸素による影響が抑えられれば、肌老化の抑制も叶えられるのです。

コラーゲンを分解する酵素を抑制する

イソフラボンには、コラーゲンを分解してしまう酵素の一種であるMMP-1(マトリックスメタロプロテアーゼ)を抑制する働きがあります。
このイソフラボンの働きによって、MMP-1の働きが抑えられれば、コラーゲンを守り肌のハリと弾力が維持されるのです。

美肌のためにイソフラボンを摂取するならダイゼインがおすすめ

ダイゼインはアグリコン型の一種

アグリコン型イソフラボンには、「ダイゼイン」「ゲニステイン」「グリシテイン」の3種類があります。この3つのアグリコン型は、それぞれエストロゲン様作用の強さが異なります。

3種類の中で一番エストロゲン受容体との親和性が高いのが、ゲニステインです。そのため、ゲニステインはエストロゲン様作用が強力ですが、その分人によっては副作用が起きてしまう可能性もあります。

また、グリシテインの場合は、ほとんどエストロゲン様作用がありません。
ダイゼインは、エストロゲン受容体との親和性が低いですが、その分働きが穏やかですので副作用の心配がなく、安全性が高いです。

このダイゼインは、発酵した大豆の胚芽部分から抽出されたイソフラボンに多く含まれています。

ダイゼインはエクオールに変化するとパワーアップする

ダイゼインは、そのままの状態でもエストロゲン様作用を果たすことができます。
しかし、摂取したダイゼインが、腸内細菌(エクオール産生菌)によって代謝され、「エクオール」に変化すると、さらに力が強くなるのです。

このエクオール産生菌は、全ての人がもっているわけではなく、日本人の場合は2人に1人しかつくれないといわれています。
もっているエクオール産生菌の働きを高めるためには、大豆食品をなるべく毎日食べることが大切です。

また、確実にエクオールの力を取り入れたい場合は、エクオールのサプリメントを取り入れるという方法もあります。