子どもはイソフラボンのサプリを摂取しない方が良いのか

15歳未満の子どもはイソフラボンをサプリで摂取しない方が良い

15歳未満の子どもは、イソフラボンを一般的な大豆食品に加えて、特定保健用食品(サプリなど)で摂取しないほうが良いです。

子どもにおける大豆イソフラボンの影響や安全な摂取量は、科学的に明らかになっていません。そのため、厚生労働省の食品安全委員会は、15歳未満の子どもがイソフラボンを特定保健用食品で摂取することを推奨していません。

イソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンと似た働き(エストロゲン様作用)があります。子どもがこのエストロゲン様作用を過剰に得ると、身長の伸びが停止したり性的な早熟(乳房発育など)が起こったりする可能性があるともいわれています。

ですから、子どもに対して、納豆や豆腐などの伝統的な大豆食品に加えて、イソフラボンのサプリなどを追加で与えることは避けましょう。

子どもにおける大豆イソフラボンの影響は科学的に明らかになっていない

子どもの場合、大豆イソフラボンをどのくらい摂取して良いのか、どのくらいの摂取量なら体に問題がでないのかは、十分な試験データがないため科学的に明らかになっていません(2018年現在)。

しかし、エストロゲンを過剰に得ることによって、身長の伸びが停止したり乳房発育といった性的な早熟が起こったりする可能性が指摘されています。これも、データが不足しているため、どの程度なら安全なのかは判断できません。

そのため、子どもの場合は、エストロゲン様作用があるイソフラボンをサプリなどから過剰に摂取してしまうのは危険です。

子どもには大豆食品に加えてイソフラボンのサプリを与えないようにしましょう

15歳未満の子どもには、日常的な食事で食べている大豆食品(納豆や豆腐など)に加えて、イソフラボンを特定保健用食品で摂取することは推奨されていないため、安易にサプリや特定保健用食品を与えないようにしてください。

また、健康的で元気な体を育むためには、大豆食品に偏らず様々な食材を使い、栄養バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
子どもの健康のためには、サプリではなく普段の食事で必要な栄養を摂ることが望ましいです。