イソフラボンを摂るなら大豆の産地もチェックしよう(ブラジル)

ブラジルの大豆の生産量は世界2位

イソフラボンを豊富に含む大豆は、日本人の食卓にとって欠かせない食品です。しかし、日本の大豆の自給率は低く、ブラジルやアメリカから多くの大豆を輸入しています。

ブラジルは、1970年代から本格的な大豆の生産に参入しました。
1989年の世界の大豆輸出量は、約60%がアメリカでブラジルは14%程度でした。その後、2009年までの20年の間に、ブラジルの輸出量はなんと約6.4倍に増えたのです。
そして、現在のブラジルの大豆生産量は、アメリカに次ぐ世界2位にまで伸びました。

ブラジル産の大豆の輸出量が増えた理由

ブラジル産大豆の世界シェアが上昇した理由の一つとして、収穫面積の増加が挙げられます。
1970年代より前は、ブラジルの中でも比較的気温が低い南部地方でのみ、大豆が栽培されていました。その後、内陸部での生産が増加したことにより、生産量が増えたのです。
そして、ブラジル内で大豆の収穫面積がさらに増加したことが、生産量の増加にも繋がったと考えられます。

また、ブラジル産大豆は豊作によって価格が下がったことも、輸出量が増加した理由の一つです。

ブラジル産の大豆は遺伝子組み換えが多い

遺伝子組み換えとは

遺伝子組み換えとは、人間が利用することができそうな性質をもつ遺伝子(※1)を、別の生物のDNAの中に組み込むことをいいます。
(※1)遺伝子とは、遺伝情報を伝えるDNAの中のタンパク質をつくる部分のことをいいます。

この遺伝子組み換え技術は、未発達で不安定であるため、危険なものができてしまう可能性があるといわれています。
アメリカでは、遺伝子組み換え食品の出現とともに、ガンやアレルギーなどの疾患が増えたと報告されています。

ブラジルと遺伝子組み換え作物

ブラジルでは、遺伝子組み換え作物が多く生産されています。ブラジルの遺伝子組み換え作物の栽培面積は、なんとブラジルの総耕地面積の半分以上に匹敵するといわれています。

ブラジルでつくられる遺伝子組み換え作物は、大豆やトウモロコシ、綿花ですが、中でも大豆が最も多いのです。

ブラジル産大豆と国産大豆はどちらが良いのか

前項でもご紹介したように、ブラジル産の大豆は遺伝子組み換えのものが多いです。一方日本では、遺伝子組み換え作物の商業的な栽培は行われていません。

ですから、健康のためにイソフラボンを大豆から摂取するなら、なるべく国産大豆を選ばれることをおすすめします。
日本で輸入される大豆は、アメリカ産の次にブラジル産が多いため、大豆を購入する際は必ず産地をチェックしましょう。