イソフラボンのもつ働きは美髪づくりをサポートする

イソフラボンのエストロゲン様作用と抗酸化作用は美髪づくりに役立つ

大豆などに含まれているイソフラボンには、美肌づくりに嬉しい「エストロゲン様作用」と「抗酸化作用」があります。

エストロゲン様作用とは、女性ホルモンの一つであるエストロゲンと似た働きのことをいいます。このエストロゲンは、女性の美しい髪を維持するためには欠かせないホルモンですが、加齢による卵巣の機能の低下に伴い、分泌量が減少していってしまいます。
また、抗酸化作用は、細胞を酸化させて機能を奪う「活性酸素」を除去する働きのことです。この働きも、健康的なツヤのある髪をつくるためには必要です。

イソフラボンには、このような美髪づくりに必要な2つの働きがあるため、女性は意識して取り入れることをおすすめします。

イソフラボンのエストロゲン様作用は美しい髪の成長をサポートする

エストロゲンは髪の新陳代謝を促す

卵巣から分泌されるエストロゲンは、肌だけでなく髪の新陳代謝(※1)も促します。美しくて丈夫な髪をうまく生やすためには、この新陳代謝が促されることも大切です。
(※1)新しい細胞が古い細胞と入れ替わること

髪の毛は、頭皮の毛穴に存在する「毛母細胞」によってつくられます。毛母細胞は、血管から運ばれるタンパク質といった栄養素や酸素を受け取り、細胞分裂を行うことで髪を生成します。そして、この細胞分裂は、新陳代謝の働きによって行われるのです。

イソフラボンのエストロゲン様作用により、新陳代謝が促されれば、新しい美しい髪がスムーズにつくられるようになります。

エストロゲンは髪のツヤなどに関わるコラーゲンの生成を促す

エストロゲンは、皮膚の真皮に存在する線維芽細胞に作用し、コラーゲンの生成を促します。
このコラーゲンは、髪の毛を太くし、髪にツヤやなめらかさを与えることが研究によって明らかにされたのです。

2008年の日本美容皮膚科学会誌に掲載された論文には、成人女性がコラーゲンペプチドを毎日5g、8週間摂取したところ、毛髪の太さが増したことが報告されています。
さらに、髪のツヤやなめらかさ、しっとり感などの実感が得られたという結果もでたのです。

ですから、イソフラボンのエストロゲン様作用によって、コラーゲンの産生量が高まれば、太くてツヤのある髪の実現に期待できます。

イソフラボンの抗酸化作用がツヤのある綺麗な髪を守る

過剰な活性酸素は髪のパサつきに繋がる

呼吸によって体内で発生する活性酸素は、紫外線やストレスなどの影響を受けると増加し、細菌だけでなく健康な細胞まで酸化させて機能を奪います。

この活性酸素が地肌に溜まってしまうと、そこから生み出される毛髪が酸化してしまいます。その結果、髪のツヤを失ってしまったり、髪がパサついてしまったりするのです。

抗酸化作用が毛髪を酸化から守る

毛髪を活性酸素による酸化から守るためには、活性酸素を除去する抗酸化成分を摂り入れることが大切です。
摂取したイソフラボンの抗酸化作用によって、活性酸素による影響が抑えられれば、毛髪の酸化を防ぐことができます。

そして、毛髪が酸化から守られることで、潤いのある健康的な美髪がつくられるのです。

イソフラボンをサプリで摂るならエクオールがおすすめ

エストロゲン様作用を目的として、イソフラボンをサプリメントで摂るなら「エクオール」がおすすめです。

エクオールは、アグリコン型イソフラボンの一種であるダイゼインが、腸内細菌(エクオール産生菌)によって変換されたものです。
ダイゼインは、エクオールに変換されることで、エストロゲン様作用が強くなるのです。しかし、エクオール産生菌は、全ての人の体内に存在しているわけではありません。

ダイゼインのままでも、エストロゲン様作用に期待することができますが、エストロゲンの分泌が減少する更年期の女性には、エストロゲン様作用が高いエクオールがおすすめです。
また、確実にエクオールを得るなら、サプリメントから補うことが望ましいです。