イソフラボンの働きがリウマチの症状悪化を防ぐ

イソフラボンにはリウマチの予防に嬉しい2つの働きがある

リウマチは、主に関節が炎症を起こして骨などが破壊され、関節の機能が低下してしまう疾患です。

リウマチの原因は、まだはっきりとわかっていませんが、女性のリウマチの原因の一つとして、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が考えられます。
また、ストレスなどの影響で体内に増加した「活性酸素」も、症状を悪化させる原因になります。

大豆などに含まれているイソフラボンには、エストロゲンと似た働き(エストロゲン様作用)や、活性酸素の影響を抑える働き(抗酸化作用)があるため、リウマチの症状悪化の予防に役立ちます。

女性ホルモンと似た働きで関節の炎症を抑える

炎症を起こす物質がリウマチの症状を悪化させる原因になる

リウマチによる炎症は、関節を内側からくるんでいる「滑膜(かつまく)組織」から始まります。
そしてリウマチが進行すると、この滑膜組織から炎症を起こす「炎症性サイトカイン」という物質が次々と発生します。

この炎症性サイトカインには、骨を壊す働きをもつ「破骨細胞」を活性化させる働きがあります。そのため、炎症性サイトカインが増えてしまうと、壊れる骨の量が新しく作られる骨の量を上回り、骨が壊れてしまう恐れがあるのです。

エストロゲンの減少は炎症を起こす物質の増加に繋がる

卵巣から分泌されるエストロゲンには、炎症性サイトカインの産生を抑える働きがあります。
しかし、更年期に入ると、エストロゲンを分泌する卵巣の機能が低下します。その結果、エストロゲンの分泌量が減少してしまい、リウマチの症状の悪化にも繋がってしまうのです。

現在、リウマチの患者は、男性よりも女性の方が多いといわれています。特に、20~50代の女性に多く発症が見られると報告されています。

エストロゲンと似た働きが炎症を起こす物質の産生を抑える

イソフラボンには、エストロゲン様作用があるので、摂取することでエストロゲンと似た働きを得ることができます。
イソフラボンのエストロゲン様作用によって、炎症性サイトカインの産生が抑制されれば、リウマチの症状悪化を防ぐことが叶います。

実際に行われた研究でも、イソフラボンが炎症性サイトカインの一つである「TNF-α」の産生を抑制することが確認されました。

より高いエストロゲン様作用を得るなら、イソフラボンの一種である「エクオール」のサプリメントを摂取することをおすすめします。

エクオールについて詳しくはこちら

抗酸化作用でリウマチの症状の悪化を防ぐ

活性酸素はリウマチの炎症に影響を与える物質をつくる

人の体内は、ストレスや喫煙などの影響を受けると、活性酸素が多く発生します。
この活性酸素は、呼吸をするだけでも自然と発生し、本来はウイルスなどを退治する役割を果たします。しかし、必要以上に増加すると、健康な細胞やコレステロールまで酸化させてしまうのです。

血液中の悪玉コレステロールが酸化されると、「過酸化脂質」に変わります。この過酸化脂質が血管壁に付着し、その上にさらに過酸化脂質や中性脂肪が積み重なると、血管の内側が狭くなって血行不良の原因にもなります。
その結果、リウマチの炎症が起こるリスクが高くなってしまうのです。

抗酸化作用が活性酸素による影響を抑える

ポリフェノールの一つであるイソフラボンは、活性酸素の影響を抑える抗酸化作用が強いです。イソフラボンは、自身が身代わりに酸化されることで、細胞などを酸化から守ってくれます。

このイソフラボンの抗酸化作用によって、過酸化脂質の発生を抑えることができれば、良い血流を維持することができます。
そして、良い血流が保たれれば、リウマチの炎症を抑えることが叶うのです。